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2007/04/07 (Sat) 雲仙旅行〜Make a Wish of Japan

雲仙旅行では『新湯ホテル』に泊まりました。
ホテルへ到着早々、ロビーのソファーで出された柚子茶に温まりつつキョロキョロしていたら、あるパンフレットを発見しました。
『Make a Wish of Japan』

雲仙は観光地なので沢山の旅館やホテルがあります。そして「雲仙旅館・ホテル組合」なるものがあります。その組合がこの『Make a Wish of Japan』の福岡支部に参加していたのです。

『Make a Wish』(以下MAW)は一言で言うと「難病の子供たちの夢をかなえるお手伝いをする」ことを唯一の目的とした非営利のボランティア団体です。実は以前漫画で取り上げられたことがあって存在だけは知っていたのですが、こんなに身近にあったとは思いませんでした。

パンフレットによると「雲仙旅館・ホテル組合総会物販」が参加しているとのことですよ。新湯ホテルでも『100円珈琲』なるイベントがあって、その売り上げを全部寄付しようというもの。そうくると飲まないわけにはいけませんね〜。

パンフにはMAWで夢をかなえた難病と戦う子供たちの写真や参加した団体などが載っています。
子供たちの子供らしい夢の数々…TDLやUSJに行きたいとか、イルカと遊びたいとか、ジェフの選手とサッカーがしたいとか、ケイン・コスギと遊びたいとか、自分の本を出したいとか、日本シリーズの応援に行きたいとか、金本選手に会いたいとか、お姫様になりたいとか…普通に暮らす私たちであれば何とかすれば何とかなりそうなことも、病気と闘っているとそれは自分や周りの人たちだけでかなえるには難しい夢になります。
だけどそこに他の人たちが加わるとできてしまうこともあります。
人と人とがつながること、力を合わせることの威力が発揮されます。

参加者の(寄付した人達)中には、トヨタ自動車のどこかの工場や、あるオーケストラのチャリティーコンサートや、俳優のケイン・コスギさん、漫画家の井上雄彦さん(『スラム・ダンク』の作者)、阪神タイガースの和田豊さん、どこかのライオンズクラブのチャリティーマラソンなどがあります。

私的に目を引いたのが、地方の小学校や中学校や養護学校がバザーの売り上げの一部を寄付していることでした。ひと目でそれとわかる本当にささやかな金額でしたが、子供であってもこういうことを通して社会に参加させ、その責務を負わせるということは、道徳の時間をして「人助け」なんて教えるよりもよっぽどためになることではないでしょうか。

子供たちが小学生だったときには、毎年PTAがバザーをしました。保護者から献品してもらって、それを売っていました。ちょうどクラス役員をしていたときに新潟の災害があったので、売り上げの一部を寄付したらどうかという意見を出したらばっさり切られました。「小額では恥ずかしい」ということでした。

けれど毎年その売り上げについては決算書を出さない上に、その中からかなりの額をPTA会長はじめ理事たちの打ち上げに使っているんです。それをやめれば1万、2万のお金など即出せますって。それになぜか売り上げで毎年一輪車を買います。それを使って遊ぶ子供は決まっているのにです。(で、その辺を追求したら面白いことになったのでこの辺はそのうち記事にすると思います)



名前の横に小さな星印がついている子供たちは残念ながら登録したものの夢を実現できずに他界した子達です。

パンフレットを見ながら私はこっそり泣きました。
もう一杯珈琲を飲んだことは言うまでもないです。


日本には寄付をするという風土や習慣があまりありません。学校でも教えません。最近は「赤い羽根募金」も自由になりました。
それが良いことなのか悪いことなのか私には良くわかりません。

「自己責任」という言葉が最近はやりました。体が丈夫で努力しだいで何でもできる人がニートをやっていれば、自己責任も該当するかも知れませんが、努力だけではどうしようもない状況に立つ人もいます。特に病気や怪我はどんなに気をつけてもなってしまうし、障害は確率のように誰かがその運命を背負うものです。
だとしたら少しでも力のある人達が密かに少しずつ力を出し合うというのはごく普通のことかもしれませんよね。



そして逃げられない運命を受け入れる人達のことをもう少し身近に教えることは、『戦う』ことの本質を学ぶことになると思います。少なくとも人に「死ね」と言われたからといって登校拒否になったり、いじめにあったからといって自殺する甘えた子は少なくなると思います。

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チャリティ 

>「小額では恥ずかしい」
学校名などが出てしまうと大人はそう感じてしまう場合もあるんでしょうね。本質と金額は別だし、子どもはそうは感じないと思うんですが。
価値観がずれているのでしょうね。

>その辺を追求したら面白いことになった
読ませていただくのを楽しみに?しております。

2007/04/08 17:59 | ぴかまま [ 編集 ]


嫌な大人にはなりたくない。 

おしまいの4行、まさしくおっしゃる通りだと感じました。
単純に同情するとかではなく、現実をしっかりと教え、あるべき世の中の姿について考えさせるというのは、本当に重要だと思います。

それにしても、PTAのバザーの話、どこにでも同じようなことがありそうですよね。

2007/04/09 08:57 | かめとも [ 編集 ]


ぴかままさん! 

多分そんなことと思います。
寄付って額の多少じゃないですよね。少しでも自分たちができることをやるのが大切と思うし、その年だけ「新潟に寄付したから一輪車は無しね」と言って我慢させるのも教育だと思うのですが。

田舎のPTAは大変ですよ〜。一体何のための組織なのかわからなくなります。
最近学校教育に親の参加を求める風潮があるのですが、本当に親が参加したら大変なことになりますって。

2007/04/10 23:05 | ぴかぴ [ 編集 ]


かめともさん! 

地方になればなるほど「まずいものは見せない」的なことってありますよね。

ご存知と思いますが、長崎は原爆が落ちたところで、反戦反核はとても盛んです。だから個人であっても「戦い」ってことに対してあまり免疫がないような感じです。

PTAは変なことばっかりやっています。
どこでもでしょうか?

2007/04/10 23:22 | ぴかぴ [ 編集 ]


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