ぴかぴのじみろぐ。

日々の記録。地味です。

お帰りなさい。  

息子が中国への修学旅行から帰ってきました。


     ホッとしました!


子供のことって何でも心配なのですが、今回ばかりは場所が場所だけにかなり心配しました。
事前に学校から配られた旅行の説明プリントの中国事情に、
「中国ではホテルの職員も国家の職員で、誰もが友好のために働いています」とか、
「中国では男女が平等であり職業の貴賎がありません」とか、
「中国は日本に比べて給料が安いのですが、物価も安くて暮らしやすく貧しいわけではありません。むしろ日本の方が物価が高いので世界の中でも暮らしにくいとされています」とか

もう一体どこの日教組???みたいなことが書いてあったことも心配に拍車をかけました。君達が中国に住めよ!こりゃ、ほっとけばマインドコントロールされてしまうかも…と思ったので、事前に息子に聞くと、「今時そんな事信じているメルヘンなヤツはいないよ」とのことなので、ちょっと安心。



さて、帰ってきた息子に、かの国はどうだったかと聞くと、

とにかく空気が汚かった。飛行機からみた上海の空は霞がかかっていて、どういう天気かな?と思ったら、それがスモッグだった…生まれてはじめてのスモッグに遭遇。
上海上空

治安はそんなに悪くなかった。モノも取られなかった。でもどこでも買い物はぼられまくり。ホテルの中でさえ、10元のミネラルウォーターを80元で売りつけられた。(息子は500mlのミネラルウォーター3本を持っていってたので大丈夫だったけど、友達は買わされた)。ホテルの相談係の人に聞いたら、それはおかしいということだったが、もう開けてしまったので仕方ないとのこと。ホテル内のことなのに全く知らん振り。多分差額の70元の一部を貰うんだろうなと思われた。

北京は半端なく寒かった。特に万里の長城は寒かった。流石に南国出身の子供たち、皆寒さに驚き。でも氷点下2℃だったそうで、それで驚いてたら北国の人たちに笑われるぜ!
万里の長城

食事はどこも不味かった。どれも油の味で、スープは重湯の様だった。最期に食べた北京ダックのみ美味しかった。
上海夕食
結構美味しそうに見えるんだけどな。

北京夕食
デザートは毎回必ずスイカだったそう。

北京ダック
北京ダック~!

食事が不味いと感じたのは、日本の中華料理の感覚で食べちゃったからじゃないかなと思います。多分本場の人が食べたら美味しかったのかも。で、案外、屋台なんかが美味しかったのかもしれませんね~。私はまだイギリス領だった頃の香港に行ったことがあるのですが、どこで食べてもすごく美味しかったですもの~。

物価は日本円に換算すると決して安くはなく、むしろ高いくらいだった。日本の方が暮らしやすいんじゃないかと思った。買いたいものが全くなかった。

パンダは可愛かったが動物園はかなり臭かった。
パンダ

学校がある時間帯というのを差し引いても子供が居なかった。ガイドさんに聞くと一人っ子政策というより、最近は子供をつくらないことが多いらしい。

北京では乞食が多くてびっくりした。建物は大きく、公共のトイレも噂と違って綺麗。でもあちこちに座っていて、物乞いをしていた。1番ショックだったのは、赤ちゃんをつれた女性が地べたに座って物乞いをしていたこと。それは日本ではありえない光景だと思った。貧富の差の大きさと、そういう人にすら手を差し伸べる福祉がないことに驚いた。社会主義って解らないと思った。
北京風景

その赤ちゃん連れの物乞いに息子は何かしてあげたかったそうですけど、学校からは絶対関わってはいけないといわれていたのと、日本じゃないからその後でどんなことになるかわからないという怖さがあって、結局何もできなかったそうです。そしてむちゃくちゃ悲しかったそうです。
自分が生まれる国は選べないことを思うと、日本に生まれてきてすごく幸運だったんじゃないかと思ったそうです。実際日本で暮らす外国の人たち(身近には中国と韓国の方が多い)が、日本のことを悪くいって、反日で日の丸を焼いてさえ、祖国に帰ることなくここにとどまっている本当の理由が解ったと言っていました。


心配の分、案外いい勉強をしてきたのかもしれません。
本当は先生方の目論見としては、発展凄まじい中国の様子を見て感動したり、日中友好の空気を作って欲しかったようなのですが、はずれたみたいでした。


それにしてもマスコミと先生って共産主義が好きですね~。もし、そんなことになったら、一番初めに迫害される立場かもしれないのに…ナゾです。
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コメント

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 |  #
2008/12/06 13:24 | edit

良かったですね

お久しぶりです。

怒濤の2008年の中で、息子さんは無事にお帰りになったので良かったです。遊ぶだけで "修学"しない旅行も多いそうですが、ずいぶんいろいろ勉強されたようですね。とてもつらいことでも自分で何かを考えるきっかけになれば、きっと今後の人生に役に立つことでしょう。

ところで日本は、ある意味 "世界でもっとも成功した共産主義国" と言われています。賞賛している人はおそらくシンパシーを感じているのでしょうね・・・

URL | ally #-
2008/12/07 00:41 | edit

カギコメさん!

今までいろいろな先生に出会って来ましたが、土地柄もあってかこちらでは親中派の先生はとても多く、平等主義(悪いほうの)もあって、すごく勉強のできる子とか芸術分野で特別にすごい子とか逆に障害があって何かができない子とかにとっては学校は大変過ごしにくいところでした。今は変わってきていますけど。

様々な体制の国があって考え方もいろいろと思うのですが、私は同じ考え方じゃない人たちを捕らえたり、殺したり、ある1人の意見だけが正しいとしたり、いつの間にか隣の人が居なくなったり、党員の師弟なら犯罪も許されるような国はいやですね~。

URL | ぴかぴ #YpqZtgVo
2008/12/07 11:49 | edit

Allyさん!

わあv-344お久しぶりです!

本当にこんなに心配した旅行は初めてでした。説明会のときにも大変な騒ぎだったそうです。(私は都合で参加できなかったのですが、ある意味、面白かったと友達が言っていました。)

長崎は中国が好きだし、昔からつながりはあるし、中国籍の人も沢山居ます。(領事館を置いてくれと頼んだのは現知事です)。だから中国を見ておくというのは本当ならとても良いことだと思うのですが、今の状態では親の心配ももっともでしょう?

確かに共産国の凄まじい不平等に比べれば、日本はどの国よりも平等なのかも…ちょっと笑えますね!

URL | ぴかぴ #YpqZtgVo
2008/12/07 12:03 | edit

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