ぴかぴのじみろぐ。

日々の記録。地味です。

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卒業  

さて、我が家では先日、双子が高校を卒業しました。
卒業式の日の朝はまあまあのお天気で、こういう時に限って、夫はいません(前の記事にもしたのですけど、大体が何かの家族行事って、意識的か無意識か、夫はいないことが多い!)。長男を送り出して、次男を車に乗せて、養護学校に最後の登校です。

因みにこの運転し慣れたバイパスは、長崎市と諫早市を繋ぐ道路です。山を切り開いて作られているので、四季折々の山々の景色を堪能してきました。昨年の冬、雪が降った日次の日には、あまりの美しさに見とれてしまい、危うく右車線にふら~~~と行きそうになって怖かった思い出があります。
今の時期は梅が終わって、ミズキ(トサミズキ&シナミズキ)が咲き始めていて、私はその薄いレモンイエローが大好きで、路線のどの辺にミズキがあるか、遠くの景色のどのあたりにミズキの樹があるのかということを、ほぼ知っています。もっともミズキだけでなく、金・銀木犀や桜や紅葉の場所も大体わかっています。
そうやって四季折々に楽しんできた道、次男を乗せて通った道、次男が手術したときには、毎日往復した道、おそらくはもうこんなに頻繁には通らないだろうなと…。

そして学校の周りの金木犀やバラの生垣や銀杏の樹、秋に歩道に添って咲く彼岸花、冬の水仙。
植物はこんなにも生活を供にしているんですね。

これからあまり見ることができないのは淋しいです。
車の中ですでにちょっと涙でした。

さて、次男の養護学校の卒業式。

流石に高等部となるとこの卒業が最後となります。もう会場に入る前からすでに涙目です。
子供達が入場してくるところは、涙もかなり盛り上がります。一人ひとりの入場ですが、最後の晴れ舞台はほとんどの子供達が自分だけで入ってくるのです。いつもは車椅子を押す先生や友達が付いていたりするのですが、最後の舞台は自力で入場です。

私の隣で友達も涙目です。でもここで泣いてちゃいけない!折角のハレの卒業式に最初から涙はダメよ!と皆で誓っていた保護者一同、しかし、涙で潤むわが子の晴れ姿…。
と、そこで、式場である体育館の外がにわかに暗くなって、ものすごい雷雨!

あ、洗濯物…!

式が終わってから確認したのですけど、皆この雷雨で、洗濯物のことを考えちゃって、一気に涙がひいたそうです。
ああ、主婦のサガ!



豪雨の音が響き渡る中、滞りなく式は進行しました。それはいい卒業式でした。養護学校ということで、どんな行事にも絶対に顔をみせない保護者もいます。でも今回はその子が答辞を読むってことで、初めてお父さんが顔を出してくれたり(因みにお母さんは絶対に来ないの。地方はまだまだ養護学校とか障害とかの理解はうすくて…。この辺はまたそのうち…)、足元の危ういおばあちゃんが頑張って島から来てくれたり、弟の学校に来たこと無いからというお兄さんが奥さんと子供を連れて来てくれたりしました。卒業式はドラマです。

そして、最後の謝辞。緊張もあるのですけど、これまで息子達の保育園、小学校、次男の中学と謝辞を読んできて、かなり慣れている私、でも今回ばかりは最後ということもあって、果たして、ここまで頑張って我慢してきた涙がほろほろと流れます。頑張った次男も、クラスメイトたちも、普通の学校よりもずっと深い付き合いをしてきました。お互いに励ましあって、同じ道を歩いてきました。保護者達も一緒に友達でした。先生方もともに旅をしてきた仲間でした。
そんな思いが頭の中を駆け巡ると、胸がいっぱいになって、マイクのあるところまで歩く足が震えました。最後のお辞儀を丁寧にして、顔を上げると、皆も泣き顔です。
ああ、私ちゃんと読めるかしら。涙で原稿が見えないかもしれない。震える手でゆっくりと原稿を開きました。

…あ、老眼鏡…!

原稿見えにくくって…薄暗いし…。
もういきなり現実に帰りましたよ。ご帰宅ですよ。少しは大き目の文字で印刷しておいて良かったです。
まああまり長い原稿じゃないし、自分で書いたから覚えてはいたけど、不自然に目から遠ざけて必死で読みましたよ。
老眼の目、全力投球。おかげで声が涙で擦れることなく、堂々としっかり読めましたよ!

まったく何が幸いするかわかりませんね。人生恐るべし!



ということで、無事に卒業しました。
ここで学んだ皆が、離れてもずっと幸せでありますように!
どこにいても続いてるこの空の下、いつでも私は祈りつづけるよ。


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category: 走り続ける日(by車椅子)

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コメント

おめでとう!

双子君たち、御卒業おめでとうございます!
そしてぴかぴさん、息子さんたちの御卒業おめでとうございます^^ 
胸がいっぱいになりました。涙と笑顔と感動と、ちょっとキュッとなるドラマと・・・。そしてなんだかとてもぴかぴさんらしい「笑い」もあり(オッと、失礼^^;)しばし恍惚状態でした。
何か素敵な言葉を贈りたいのですが思いつきません、ワタクシもっと勉強せねば!(爆)

どこにいても続いているこの空の下、私とも続いていますよね?(笑)様々な思いを込めて一緒に祈り続けさせてください。

URL | ヒヤシンス #dlg/xXMc
2010/03/08 17:50 | edit

ヒヤシンスさん!

ありがとうございます。
コメント読んでて、私のほうが目頭が熱くなりました。ありがとう、ありがとう!

遠くからヒヤシンスさんの声が聞こえてくるようです。ありがとう!




ps:ブログのコメ欄はもう作らないのですか?

URL | ぴかぴ #YpqZtgVo
2010/03/11 20:38 | edit

おめでとうございます。

立派に卒業されて本当におめでとうございます。
山あり谷ありでいろいろ大変だったことと思います。人生、生きていくって本当に大変なことですよね。
老眼鏡がなくてもうまく謝辞が読めたのはよかったですね。私なんか老眼鏡がなければ何もできないです。あ~歳はとりたくないものです。

こうしてパソコンに向かっていますが、今朝、義兄が亡くなりました。お通夜は土曜日ですのでちょっと時間の余裕があります。
また落ち着きましたらおしゃべりしてくださいね。

URL | kuishinbou #-
2010/03/11 22:45 | edit

kuishinbouさん!

ありがとうございます。
怒涛のようなこの18年でした。未熟児ですごく小さかった子達です。今は二人とも私よりも背が高いんですよ~。(ただし!体重は何故か負けてない??どうしてっっ!!??)

謝辞は…自分の原稿でしたから何とかできたと思います。終わった後、ものすごく汗をかいてました。スーツが湿っぽかったです~。


コメントを読ませていただいていて驚きました。やっと落ち着いたから連絡しようと思っていたところです。どうかお気を落とされませんように。
お義兄様のご冥福をお祈りいたします。

URL | ぴかぴ #YpqZtgVo
2010/03/12 21:16 | edit

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