ぴかぴのじみろぐ。

日々の記録。地味です。

原爆忌  

夕焼け曇り空

長崎に住んでいると、8月9日に原爆忌があって街中で1分間の黙祷を捧げます。
学校で部活をしている子達も、運動場に整列して黙祷します。
こういう祖先を悼む気持ちをきちんと教えておくことは、自分の人生を大切にし、謙虚に生きることを学べ、平和であることの有難さを感じるし、とても大切だと思います。
原爆忌といえば、平和式典がありまして、今年は核を持っている国も参加するとかしないとかであれこれ話題になっています。まあ、どちらにせよ、世界のほとんどの国々は、日本ほど自国を嫌いな政治家はいないので、多分そりゃ形式美って感じです。原爆落としても太平洋で核実験しても謝りませんよね。この辺国のパワーゲームです。

長崎の原爆記念館は最近リニューアルして、ますます怖いものになっています。一度見ると、もう金輪際、絶対に原子爆弾なぞごめんよね!ってくらいショックなんですよ。

で、長崎には「被爆の語り部」みたいな人がいて、経験談を話してきかせるんです。でも語り部が高齢化して、その話を後世に伝える方法を考えるそうですわ。ただ、そういう経験談みたいなのに関しては私はちょっと~~~って思っちゃっているほうです。だって、記憶って年毎に薄れるし、変わってくると思うの。で、今存命しているって事は、かなり長生きですよね。ウチの両親なんてもう居ないのに。

被爆から65年ですけど、65年と言えば、一人の人が生まれて死んでもおかしくない時間ですよね。その辺りがとても複雑です。原爆の被害者~ガンなんです~って言われても、年を取るとガンって増えますから普通に。だもんで、TVなんかでそれを言われても~被害者って言ったらそうかもですけど~みたいな気持ちになっちゃうんです。

はい、魂は十分汚れていますから。


でね、こんな魂が汚れた私が、本当に原爆って怖いと思ったのは、次男のリハビリの先生の話なんです。
先生はご両親とも長崎のかたです。でね、ちょうど爆心地近くに住んでいたそうで、その一族は被爆して一度に亡くなったそうです。それで先生が「父方の祖母と両親だけが運よく被爆を免れて、その後祖母が亡くなったので他にどういう親戚がいたかぜんぜん知らない。」と言われるの。

被害者届けもないこの現実が、心から怖いと思いました。

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