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『あなたへ』  

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(C)「あなたへ」製作委員会


観てきました~。
長崎の平戸でロケやったそうで、私に何の断りもなく???ってか、高倉健さんですから恐れ多いことです。

ネタバレありの感想など ご注意のほど。
私にとって、高倉健という俳優さんは、30年ほど前に友人と北海道を廻った際に、網走刑務所の博物館(?)みたいなところへ行って観光しまして、その後、受刑者が刑務所内で作ったものを即売(?)しているところ(昔なので記憶が…)へ行ったのですが、その店の壁にずら~~~っと健さんのからくりモンモンをしょったポスターが貼ってあった…という記憶から始まります。

でもその後の健さんの作品は「幸福の黄色いハンカチ」も「鉄道員」もぜんぜん観ていない、まったく接点が無かったのですが、何故この作品を観たかというと、勿論前評判の高さ、オールスターキャスト(佐藤浩市が出てる)、っていうところなのでしょうが、一番は多分、私がそういうのを観たいと思う歳になったってことかもしれない。

画面では、ああ、健さんって本当に存在感があるんだと、俳優の存在感ってこういうモノなんだって、オドロキ。
少ない台詞で、背景の空気まで作っている感じ。競演の俳優さんたちは、それぞれが主役やれそうなレベルの人達なんだけど、いや、もう豪華な脇役って感じだった。そのくらい圧倒的。

舞台となる景色も綺麗で、特にビートたけしとコーヒーを飲むシーンの、海辺の日没が素敵でした。雪の日、台風で荒れる港(平戸です!)、雨の門司港、陽だまりの写真館、印象的な白い空間の刑務所の廊下。そのすべての空間に高倉健が配置されて、ひとつひとつの物語が完成するんです。すごい。

おそらくは繋がりがテーマのひとつだったと思うのですが、登場する何組かの夫婦(婚約中も入れて)は、それぞれが自分達だけの物語を持っていて、それが何だか愛おしく思えました。どんな形であっても、人生の長い時間を誰かと分かち合うことができるのは本当にあたたかいことです。生きることは素晴らしい。

競演では佐藤浩市はさすがでしたが、意外に浅野忠信が、役名も無いのに(ただの警察官)よかったなと。
しかし!一番のオドロキは草なぎ剛!正直、このメンバーだったら影が薄いかも~と思っていたら、健さん相手にがんばるがんばる!キャラが本人に合っていたんだか、なかなかでした。

物語が結構淡々とすすむので、盛り上がりはさほど無いのですが、一瞬でも見逃したら損するぞ~!という引き込まれようでした。

で、やられたのが、ラストシーン。

帰り(?)の門司港で訳あり佐藤浩市と再会して、例の写真を渡して話した後、歩き始める高倉健、その視線の先に、仕事中の草なぎ剛。お客さんとお仕事用の笑顔で応対する彼を見つつ、声もかけずに離れていく高倉健。このときの草なぎ剛の台詞無き演技とシャープな横顔が、もう切なかった。ぶわ~っと涙出た!

人生は失敗も成功もないんだ。自からの瞬間瞬間を紡いでいくことが人生なんだと、それこそが大切なんだと教えていただきましたよ。SMAPではゴローちゃん派の私ですけど、ナギスケ見直した!いいものを見せてもらいました。


この秋は、話題の映画が沢山あって、すごく楽しみにしていました。『天地明察』とか『るろうに剣心』とかね。
でもどちらも主役がいろいろスキャンダルで…。ちょっと映画にのめり込めないかもしれない。そうなるとチケット代がもったいないかも…。

もうすぐ公開の『くろねこルーシー』は観に行くと思う。塚地、初主演!スキャンダル起こさないでね。
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